佐藤歯科コラム | Column
佐藤歯科コラム
2024年06月24日
口腔がんに要注意
口腔がんは、口腔内に発生する悪性腫瘍の一種で、
舌、歯肉、頬粘膜、口蓋、唇などに発生します。
口腔がんは早期に発見されれば治療が効果的ですが、
進行すると治療が難しくなるため、早期発見が重要です。
口腔がんのリスク要因は、タバコの喫煙とアルコールの過剰摂取です。
特に、これらの習慣を併用するとリスクが大幅に増加します。
他にも、不適切な口腔衛生、そして遺伝的要因もリスク要因として挙げられます。
口腔がんの初期症状として、
口内のしこりや潰瘍、異常な出血、持続する痛み、舌や口の中の違和感などがあります。
これらの症状が2週間以上続く場合は、早急に歯科医師や医師に相談することが重要です。
診断は、視診や触診、組織の生検によって行われます。
口腔がんは、早期発見が治療成功の鍵となります。
喫煙や過度の飲酒を避け、定期的な歯科検診を受けることで、健康な口腔環境を維持し、
口腔がんのリスクを減らしましょう。
当院では、月に１度、口腔外科医による診療日を設けております。
気になる症状がある方はぜひご相談ください。
