妊娠中に虫歯や歯周病が悪化し、出産後にお困りになる方も少なくありません。昔の方は、赤ちゃんがお母さんのカルシウムを取って歯がもろくなると、言い伝えられてもいたようです。
実際、歯は代謝機能がないので、母体の歯からカルシウムをあたえる事はありません。
しかし、妊婦さんの歯が悪くなる原因はいくつかあります。
①つわりによる、嘔吐によって、お口の中が酸性になります。
②食事回数が増えて、歯に細菌の餌になる食べカスが増えます
③つわりで、歯磨きが難しくなる。
このような理由かあら、母体のお口の中の環境は悪くなります。
あるアンケートでは、妊婦さんの3割もの人が、妊娠中のハミガキが辛かったそうです。
歯科医院では、つわりの時期にも出来るお口のケアの方法をアドバイスできます。出産までなんとか耐えて、歯医者に行こうと頑張らずに、ぜひご相談ください。